一つの仕事を続けられる人って尊敬する

仕事についての考え方っていろいろありますよね。好きなことを仕事にする とか、どうせやるならみんな仲良く楽しく仕事しよう! とか、仕事は生活していくため とか、自分を成長するため とか、人によってさまざまですよね。


わたしは、仕事上の関係者と飲みに行ったり、雑談したりするのがすごく苦手です。極端に言うと、仕事場では仕事の話だけしていたいとまで思っていたことがありました。

飲み会とか雑談している時も、いつも居心地悪く感じてしまいます。出来るだけ自分の話はしないで済むように必死でした。


どうしてこうなのかなって考えてみると、わたしは人に話せるようなことがないんですよね。

みんな仲良くなるためにいろんなことを聞いて、とっかかりを探しますね。休日は何をしているか、彼氏はいるか、趣味は何か、好きな食べ物は何か、とか。

わたしは人のことまともに好きになったこともないし、休日も寝てることが多いです。書いていて本当に情けなくなります。好きなものの話をしてちょっと打ち解けると、どんどん他の話題に広がっていくのも怖いです。


また時間が経つに従って、周りの人は結婚して子どもが出来るパターンが多いです。ライフステージが変わっていきます。

学生時代は数年で卒業するので、その間変化がなくてもそこまで目立たないです。だけど仕事で何年も同じ職場にいて、周りが変わっているのに自分だけ全然変わらないってすごく浮いてくるなって思います。周りの話題も恋人から結婚、子ども、家族と変わっていき、悪気なく、同じ状態になることを勧めてきます。普通のことです。


その度に、自分は普通じゃないな、異常だなって思ってしまいます。

そこで開き直れたらまた楽になれるでしょうが、それも出来ず。職場の人と雑談するのが苦痛になってきます。飲み会なんてお酒が入ると余計遠慮がなくなるので苦痛になります。


職業の選択が悪いのですが、転職してもなぜか、みんな仲良く楽しく仕事しよう! みたいな考えの方が多い職場に当たります。すごくいい人ばかりです。だけど最後はこれ以上ここにいるのが苦痛になってしまいます。


今の仕事は出来るだけ長く続けられるよう、付き合いは悪いけど、悪い人ではないというキャラクターになれるように頑張っています。最低限きちんと仕事をして迷惑にかけないように心がけます。


仕事というと、10年以上前ですが、五條瑛さんの『プラチナビーズ』っていう本を読んだときに情報機関のアナリストという仕事を知り、憧れていました。今でも探偵業とかへの憧れは尽きないですね。この本の題名にもなっているプラチナビーズという言葉の意味がわかった時、自分の生活をちょっと恥ずかしく思いました。面白かったです。